センターについて
コンセプト
本センターは、医学教育の質の向上と改善を目指し、多岐にわたる活動を展開しています。具体的には、共用試験(CBT、OSCE)の実施と管理において中心的な役割を果たします。また、本学医学部の卒前教育において、特定分野に属さない横断的教育を含むカリキュラムの企画・立案・実施を担当します。そして教育の質向上のため、授業や実習の評価、および学生の評価を集計し、適切なフィードバックを提供することで、継続的な改善を図ります。さらに、最新の教育手法や技術を取り入れた教育改革を推進し、時代の要請に応える医学教育の実現に取り組んでいます。
教員やスタッフの能力開発にも注力しており、教育企画(FD/SD)を実施することで、教育者としての資質向上を支援します。同時に、学生のデータベース管理を通じて個々の学生の成長と進捗を適切に把握し、きめ細やかな教育支援を可能にします。
実践的な医療教育の充実を図るため、模擬患者(SP)の養成にも取り組んでおり、学生が臨床現場により近い環境で学ぶ機会を提供します。また、保健学科の教育の企画・立案・実践を通じて、多職種教育を推進します。
これらの活動を通じて、本センターは医学教育の包括的な改善と発展に貢献し、将来の医療を担う人材の育成に尽力します。教育関連データの収集、分析、管理を通じて、エビデンスに基づいた教育改善を推進し、本学部・研究科の教育水準の継続的な向上を図ります。これにより、社会の要請に応える優れた医療人の育成を目指し、医学教育の発展に寄与します。
構成員
センター長 |
医学系研究科長兼任 |
教授 |
1名 |
准教授 |
2名 |
講師 |
1名 |
技術職員(常勤) |
2名 |
事務補佐員 |
4名 |
沿革
2002年4月 | 医学教育評価センター設置 |
2004年6月 | 石井 誠一 助教授(現准教授) 着任 |
2006年4月 | 医学教育推進センターに改組 |
2007年1月 | 金塚 完 初代教授 着任 |
2009年4月 | 亀岡 淳一 准教授 着任 |
2014年3月 | 金塚 完 初代教授 定年退職 |
2014年4月 | 岩﨑 淳也 助手 着任 |
2014年10月 | 加賀谷 豊 第2代教授 着任 |
2017年4月 | 亀岡 淳一 准教授 東北医科薬科大学内科学第三講座(血液・リウマチ科)教授に就任 |
2017年4月 | 高田 望 助手 着任 |
2019年4月 | 齋木 由利子 准教授 着任 |
2020年4月 | 高田 望 助手 東北大学医学部保健学科看護学専攻 看護管理学分野 助教として異動 |
2021年3月 | 加賀谷 豊 第2代教授 定年退職 |
2021年4月 | 田中 淳一 講師 着任 |
2023年3月 | 石井 誠一 准教授 定年退職 |
2024年1月 | 田中 淳一 第3代教授 着任 |
2024年4月 | 柿坂 庸介 准教授 着任 |